赤ちゃんのために作られている粉ミルクですが、最近はシニア世代の大人も健康のために飲んでいるという方がいると言います。
粉ミルクは赤ちゃんのために、栄養がバランスよく配合されていて、最近では母乳にも匹敵する商品がたくさん出ています。
ですが、粉ミルクは大人が飲んでも健康になれるのでしょうか?
副作用のようなリスクはないのでしょうか?
今回は、大人が粉ミルクを飲んで健康になれるのかを調べます。
大人が粉ミルクを飲んでも赤ちゃんと同じように健康になれる?
生まれたばかりの赤ちゃんは、まだ体の免疫力がなく、母乳や粉ミルクで免疫力をもらって健康を維持します。
そのイメージが強いのか、免疫力が低下してくる世代の大人たちが、粉ミルクを利用しているというデータがあります。
では、赤ちゃんと同じように大人も粉ミルクを飲むことで健康を維持できるのでしょうか。
そもそも赤ちゃんの健康を第一に考えられた粉ミルクで、大人の栄養までは補いきれません。
体の大きさも違えば、赤ちゃんと大人が必要とする栄養が違うので、当たり前のことですよね。
赤ちゃんが健康に育つために粉ミルクが役立つからといって、大人も同じように健康を維持できるとは限らないということなのです。
では、粉ミルクは大人が飲むと副作用のようなリスクはあるのでしょうか?
粉ミルクを大人が飲むと健康へのリスクがあるの?
赤ちゃんの成長に必要な栄養が入っていて、大人の健康維持と必要な栄養が違うからと言って、流石にリスクはないだろうというイメージもありますよね。
いえいえ、粉ミルクを大人が健康のために飲むのはお勧めできない理由があるのです。
粉ミルクには乳糖という成分が含まれていて、赤ちゃんがカルシウムなどを吸収するのを助ける働きをします。
ですが、大人にとってこの乳糖はちょっと厄介な成分なのです。
赤ちゃんのうちは、この乳糖を分解して吸収することができるのですが、大人になると分解できずにお腹を下してしまうことがあるのです。
中でも、アジア人はこの分解酵素があまり得意な人種ではないようで、ある書物によると、95%の日本人は乳糖不耐といって、乳糖をうまく消化吸収できないのだそうです。
乳糖は牛乳にも含まれている成分で、牛乳を飲んでお腹がゴロゴロしたという経験をしたことはありませんか?
これは乳糖をうまく分解できなかったせいで起きた腹痛だったのです。
健康のためと思って、粉ミルクを飲んでいるのに、お腹を下したとあっては本末転倒ですよね。
粉ミルクは、日本人の体質には合わないということが分かりました。
大人用に開発された粉ミルクがあるって知ってた?
これまで粉ミルクを健康のために飲んでいたのに、と落胆しなくても大丈夫です。
大手メーカーの雪印ビーンスタークが、母乳育児の研究を活かした大人用の粉ミルクを開発してくれました。
大人用粉ミルクの「プラチナミルク」は、粉ミルクタイプのforバランス、抹茶ミルク味のforパワー、ポタージュスープのforビューティーの3種類あります。
今まで赤ちゃん用の粉ミルクを使用していた人も、プラチナミルクのforバランスなら、ライフスタイルを変えずに利用することができます。
しかも、プラチナミルクforバランスは総合的にバランスよく栄養が含まれているだけでなく、現代人に不足時がちなミネラルやビタミンも配合されています。
粉ミルクタイプの大人向けサプリメントなので、日々のむコーヒーに溶かしたり、ヨーグルトに入れて食べたりライフスタイルに合わせて使用することができます。
体力の衰えが気になる方には抹茶ミルクのforパワーや、いつまでも若々しくありたい人にはforビューティーと目的に特化した商品も出ているのも魅力的ですよね。
今ままで健康のために、赤ちゃん用の粉ミルクを飲んでいたという皆さん、ぜひチェックしてみてくださいね!